選考設計(Recruiting Design®)
求める人材像から評価基準まで、選考の全体を体系的に設計します。
ISSUE & SOLUTION課題と解決
- 誰がいつ作ったのかわからない評価表を使い続けていて、ほぼ面接官の主観で合否が決まっている。
- 採用活動が入社後の育成や人事施策と分断されている。
- 「何を評価するか」が明確になり、面接官ごとのばらつきの少ない選考活動を実現する。
- 採用活動と入社後の各人事施策が接続され、形式知化されることで再現性のある資産になる。
OVERVIEWサービス概要
選考設計(Recruiting Design®)は、下図の観点1「何の能力を評価するか」、観点2「正しく評価できているか」を、感覚ではなく体系として設計するサービスです。すべてを一貫して組み立てることで、入社後のパフォーマンスを予見する精度を高めます。
観点1「何の能力を評価するか」
ここでは主に、以下の4つについて定義をします。
- 求める人材像入社後の活躍に必要な能力を総じて表現したもの
- 評価要素選考時点で評価の対象となる能力
- 評価基準各評価要素の判定の段階
- 採用基準評価した結果、どのような応募者を迎え入れるかを示す指標
求める人材像、評価要素の構築
求める人材像と評価要素は、トップダウン(演繹的アプローチ)とボトムアップ(帰納的アプローチ)の両面から情報を集め、外部の知見で網羅性を確認しながら構築します。
収集情報の種類
- 人事資料過去の採用関連資料・人事評価関連資料・人材育成関連資料から行動特性を抽出し、求める人材像として再整理します。
- インタビューマネジメントレベルの方に活躍する人材像についてお話を聞き、得られた情報を整理して求める人材像に統合します。
- ワークショップ現場で活躍している様々な部門の方に集まっていただき、活躍人材像のイメージを集約するワークショップを実施します。
- アンケート若手社員(3〜5年目程度)に、日頃発露している行動特性を回答してもらうアンケートの設問を設計し、得られた情報を整理します。
評価基準の設計
評価要素を定義したら、各評価要素について「どの程度の発揮があれば、どのレベル感であると評価するか」の基準を定義します。「面接官が好き勝手に合否を決めるので、人事で基準を統一したい」と感じた場合、解決策は面接官トレーニングを実施することではなく、評価基準を定義して明文化することです。
行動特性の基準を設計する場合は、4〜5段階に分けて定義します。細かすぎると評価者の負担が増えますし、入社後のパフォーマンスの予見という目的に照らすと、細かすぎる基準で評価してもあまり意味がありません。また、4〜5段階であっても通常はそれぞれの中間評価(1.5や2.5など)が許容されるため、実質的には7〜9段階となり、応募者を弁別するには十分です。
| レベル1行動できない | レベル2部分的/受動的 | レベル3能動的 | レベル4工夫・発展、 成果に影響 |
レベル5成果に多大な影響 | |
|---|---|---|---|---|---|
| レベル感キーワード | できない できたとしても単発 完全な受け身 考えがない |
部分的にできる 指示があればできる やらなければいけないからやっている 局所的 |
できる 自らやっている 継続的 |
目的や結果にプラスの影響 工夫 発展 本質 リード |
この行動があったから良い結果や目的達成につながった 創造 圧倒的リード チームの成果 |
採用基準の決定
評価基準によって明らかになったパラメータをもとに、誰を仲間にするのか(採用基準)は企業としての判断になります。ここはよりアナログな判断が必要で、企業の考えが反映されます。
新卒採用など、多くの人材を同じタイミングで採用する場合は、すべての応募者を同じ採用基準で判断するのではなく、複数の採用基準を設ける(ペルソナを設定する)ことも大切です。どのような人材を何名くらい採用したいのか、企業としての明確な意志を採用基準に反映しないと、ここまでのステップで定義してきた求める人材像・評価要素・評価基準などが、意味を持たないものになりかねません。
| 能力A | 能力B | 能力C | 能力D | 能力E |
|---|---|---|---|---|
| 4 | 2 | 3 | 4 | 3 |
| 能力A | 能力B | 能力C | 能力D | 能力E |
|---|---|---|---|---|
| 2 | 1 | 5 | 5 | 3 |
観点2「正しく評価できているか」
観点1で設計した要素について、どのように評価していくかを設計します。選考設計サービスとして一貫して実施できるほか、個別に切り出して実施することも可能です。詳しくは各サービスをご覧ください。
選考設計にAIを用いたい場合
選考設計に生成AIを取り入れたい、というご相談も増えています。RDIが担うのはツールの導入そのものではなく、AIに何を学ばせ、どこまでを任せるかという設計です。
現実的な進め方は、ChatGPTなどの既存の汎用モデルを基盤として使い、そこに最適化(チューニング)を重ねる形です。汎用モデルが学習しているのは世間一般の知識なので、そのままではどこかで見たような出力しか返ってきません。そこで、まずRDIの採用設計の知見でモデルを最適化し、さらに貴社独自の評価観点や基準を学ばせて精度を高めます。
このとき先に必要になるのが、選考設計そのものです。評価要素や評価基準が曖昧なままAIをチューニングしても、曖昧な基準が高速に量産されるだけになります。生成AIの活用を選考設計とセットで進めるのが、もっとも効果的な理由がここにあります。
活用場面の整理からAIモデルのチューニングまで、詳しい考え方は生成AIを用いた採用設計(SERVICE 07)で解説しています。
OUR APPROACHRDIの特徴
RDIは2008年の創業以来、現場で選考設計に携わってきました。できる限り主観を排除した再現性のある選考の設計と、企業として選考を強くするためのドキュメントの整備を支援します。
RDIのコンセプト
RDIの採用に対する設計の考え方を、採用コンセプトで詳しく解説しています。RDIがどのように選考を設計するのか、その背景をぜひあわせてご覧ください。
採用のコンセプトを詳しくRDIの書籍
採用に対する考え方をまとめた書籍を刊行しています。
RDIの成果物例
お客様と選考を設計し、内容をドキュメントにまとめて納品いたします。求める人材像・評価基準・面接設計書など、選考を強くするための資料を体系的に整備します。
FLOW導入の流れ
お問い合わせから振り返りまで、次のステップで進めます。
- 1お問い合わせ・ご相談現状の課題やご要望をお聞かせください。
- 2ヒアリング・要件整理・ご提案選考の実態を把握し、設計の方針をご提案します。
- 3成果物開発評価要素・評価基準・面接設計書などを設計・作成します。
- 4納品成果物をお渡しし、活用方法をご説明します。
- 5成果物を用いた実施お客様ご自身で、納品した設計に沿って、実際の選考を実施いただきます。必要に応じて運用のサポートもいたしますのでご相談ください。
- 6振り返り・次回活用結果を振り返り、次の選考に向けて改善につなげます。
SELF DESIGN自分で設計してみる
選考プロセスのどこから手をつければいいのか、「選考プロセス診断」でご自身で確認することができます。また、「求める人材像作成ツール」は、選考設計の第一歩である求める人材像や評価要素を構築することができるツールです。どちらも無料で使用できますのでお試しください。
選考プロセス診断
自社の新卒選考は、どこまで「仕組み」になっているか。7つの領域から選考プロセスの成熟度を診断し、次に手を付けるべき領域をお示しします。所要5〜7分・全問選択式。

求める人材像作成ツール
カードを用いて、簡易的に自社の求める人材像を構築します。ここで定まる「求める人材像」と「評価要素」が、これ以降の選考設計すべての土台になります。出力はそのまま使えます。

FAQよくある質問
Q費用はどのくらいかかりますか?
Qどのくらいの期間がかかりますか?
Q一部だけの依頼も可能ですか?
Qすでにある評価基準を見てもらえますか?
Q選考設計を一度構築すればずっと使い回せますか?
CONTACTお問い合わせ
本サービスに関するご相談・お見積もりは、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ →