講演スライドの表紙「なぜ面接の評価はブレるのか? 見極め精度を高める採用選考のつくり方」株式会社採用と育成研究社(RDI)代表取締役社長 鈴木洋平

2026年8月19日(水)、東京ビッグサイトで開催されたDXPO東京'26【夏】の専門セミナーに、代表取締役社長・鈴木洋平が登壇しました。「なぜ面接の評価はブレるのか? 見極め精度を高める採用選考のつくり方」と題した45分間の講演です。

当日は多くの方にお越しいただき、盛況のうちに終えることができました。ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

開催概要

  • セミナー名:なぜ面接の評価はブレるのか? 見極め精度を高める採用選考のつくり方
  • 日時:2026年8月19日(水)13:30–14:15
  • 会場:東京ビッグサイト(DXPO東京'26【夏】専門セミナー)
  • 登壇者:株式会社採用と育成研究社(RDI)代表取締役社長 鈴木洋平

講演の内容

入社後に活躍できない要因は、仕事との相性、配属先の環境、オンボーディングの失敗など多岐にわたり、要因を特定することは簡単ではありません。本講演では「採用時の評価が誤っていたのかもしれない」という立場に立ち、選考の精度をどう高めるかを次の5つの流れでお話ししました。

講演の構成。01 いま「選考の質」が問われている/02 なぜ面接の評価はブレるのか―評価誤認の3つの落とし穴/03 採用基準の定義/04 行動観察手法の導入/05 構造化面接の現実的な質問の進め方
当日の構成(講演スライドより)

大卒求人倍率は2年連続で低下し、採用見通しも前年から鈍化しています。売り手市場に変化の兆しが見えるいま、企業に求められるのは候補者の見極め精度の向上です。当社の無料ツール「選考精度シミュレーター」を使い、評価精度が44%の選考では合格者22名のうち6.2名が「本来は不合格の人」に入れ替わってしまうことを、その場で試算しながら共有しました。

続いて、「ブレをなくしたい」という問題意識そのものを問い直しました。評価のばらつきを揃えても、揃った先が的を外していれば意味がありません。目指すのは、ばらつきが小さく、かつ的を射た「精度の高い評価」です。

的の図で3つの状態を比較。評価がバラバラ/ブレはないが誤っている/精度の高い評価。目指すのは3つめ
「ブレがない」ことと「正しい」ことは違う(講演スライドより)

そのうえで、選考の精度は2つの観点に分けて考えられることを整理しました。観点1=何の能力を評価するか。観点2=正しく評価できているか。この2つは処方箋が異なるため、混ぜて議論すると打ち手が定まりません。

選考の精度を高める2つの観点の図。応募者の真の能力と評価された能力の差(観点2)、入社後の活躍に必要な能力から逆算する視点(観点1)
選考の精度を高める2つの観点(講演スライドより)

観点2については、面接に潜む評価誤認の3つの落とし穴を解説しました。①その場で観察できる説明力に評価が引っ張られる「直接評価の問題」、②何をしたかだけを見て、どんな場でかを見ない「場の難易度無視問題」、③期待する難易度のエピソードを応募者が持っていない「無い袖は振れない問題」の3つです。エピソードの選択権は応募者にあるため、この3つは連鎖して起こります。

処方箋として、観点1には採用基準の定義(求める人材像 → 評価要素 → 評価基準 → 採用基準の4ステップ)を、観点2には行動観察手法(SERVICE 04 グループワーク設計)の導入と、構造化面接(SERVICE 03 面接設計)における現実的な質問の進め方を紹介しました。最後に、選考の精度が改善してお互いの納得感が高まれば、選考の場そのものが正々堂々としたものに変わる、とお伝えして締めくくりました。

関連するサービス

講演でお話しした内容は、次のサービスとしてご支援しています。

SERVICE 01

求める人材像から評価基準まで、選考の全体を体系的に設計します。

SERVICE 03

評価誤認の落とし穴を踏まえ、質問の手順から評価までを設計します。

SERVICE 04

行動観察で評価するためのテーマ設定、評価の手順を設計します。

SERVICE 05

面接官の質問・評価・惹きつけのスキルを高め、選考の精度を向上させます。

講演で紹介したツール

講演の中でご紹介したツールは、どなたでもお試しいただけます。

RDIツール選考精度シミュレーター

評価の精度が下がると、合否がどれだけ入れ替わるかを試算できます。

RDIツール求める人材像作成ツール

40枚の能力カードを並べ替え、求める人材像の文章と評価要素を抽出します。

RDIツールモギセン

チーム対抗で経営判断を競う、対戦型ビジネスシミュレーションを体験できます。

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