LEGOはストーリーメイク(未来の物語)の触媒である

LEGOはストーリーメイク(未来の物語)の触媒である
RDIの鈴木です。

ワタクシ、2014年の5月にLEGO® Serious Play®(以下LSP)と呼ばれるレゴを用いたファシリテーションメソッドを学びまして、一応LSPを公式に運用して良いことになっております。

感覚的にはなんとなく分かった気でいた「物理的なブロックを用いることの意味」を、外化(Externalization)やら構築主義(Constructionism)といった概念から実践的に学ぶことができて、非常に有意義な時間でした。

LSPにはいろいろなお作法がありまして、そのお作法に則れば(お作法さえ守れば)個人のキャリアの棚卸しから目標設定、組織活性や問題解決にまで何でも使えるスグレモノです。LSP自体が何らかのソリューションとなっているのではなく、LSPはあくまでファシリテーションのメソッドなので当たり前といえば当たり前なのですが。

そのLSPのお作法の中に、「tell the story」というものがあります。何らかの問いに対してレゴブロックで表現し、それをグループで語ってみようというLSPのひとつのお作法です。このお作法を学んでいるときの僕は、「あー、はいはい。ストーリーテリングができるってことね。ストーリーテリングは共感のメソッドとして有効だよね。」と知ったかぶり感満載のクソ生意気小坊主の様相を呈していたわけなのですが、講師のRobert先生(熱量のある人のよい(恰幅も良い)先生です!)のおっしゃった一言にわりと衝撃を受けました。

「LSPはtell the storyというよりも、make the storyだ。tellは過去のことを語るが、makeは未来を作る。だからLSPは未来を創りだすメソッドである。」

言語は英語だったし、僕の拙い翻訳および解釈も存分に含まれていますが、上述のようなニュアンスを僕としては受け取りました。

おお、確かに(ひとりごちる)。

ストーリーテリングは過去の出来事から意味を紡ぎだして明確化、共有化して共感を創発するメソッド(という僕の理解)。もちろん、ストーリーテリングをファシリテーションメソッドとして用いるときは「未来ストーリーを語る」といった、過去ではなく未来について語るセッションもあるわけなのですが、どちらかというと重きは「ストーリーの共有」による組織活性やベクトル合わせに寄っていて、どのように未来を作っていくかということに関しては「創発任せ」といった印象があります。

一方でLSPでは、物理的なブロックを介して過去-現在-未来をつなげたり、現状-理想をつなげたり、またそこに立ちはだかる課題(壁、問題など言い方は何でもOK)も表現したりするので、ブロックが未来を描くための「触媒」として機能し、より具体的、実践的な未来を描くことにも貢献できます。これがいわゆる創発系のアプローチだけでなく「問題解決にもLSPは活用できる」ということの所以でもあるのかなと個人的には考えています。

LSP、奥深し・・。

物理的ブロックを用いることで抽象と具体をいったりきたりできるので、そういったことが腹落ち感にもつながるというのもありますね。トークだけでだと、空中戦になってしまうこともありますし。

最後に宣伝ぶち込みますが、RDIでは内定者から新入社員、2,3年目社員、リーダークラス、新任マネージャーまで、LSPを用いた各種育成プログラムの実践が可能ですので、いつでもお問い合わせくださいね。笑